歎異抄を読む
原文の真意が伝わるように、できるだけ平易な【意訳】を掲載。
第10章までは原文と意訳を掲載した。
できるだけ原文の真意が伝わるよう、平易な意訳に努めたつもりでも、なお多くに誤解され影響も大きく、余り詳しく世に紹介されない部分を特に選んで、解説を試みた。従って全章を解説したものではないことを、予め了承を願っておきたい。
なお、11章から18章まで批判されている邪説は、今日はあまり耳にすることのないものが多いので、意訳は割愛し要約のみにした。
『歎異抄』原文は、室町時代の写本である「永正本」をもとにした。これまでの研究を参考に、漢字や句読点、仮名遣いなどは、現代人に読みやすいように改めてある。